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ビルマ語の段ボールを探して。

IN YANGON / MYANMAR
NRT ---✈️--- RGN

今回はビルマ語の段ボールを求めてミャンマーのヤンゴンへ行きました。東京をAM11時に経ち、PM16時過ぎにヤンゴン国際空港へ到着。日本は11月の寒い時期に差し掛かっている中、ヤンゴンは日中の気温が30度を超える暑さですそこから渋滞にはまること1時間。ようやくホテルへ着きました。

YAHGON INTERNATIONAL AIRPORT
CITY IN MYANMAR

今回もシドニーに続き自転車を持参しました。大きいケースを怪しまれつつ、車に積まれます。翌朝から組み立て、市内に出ていきました。

交通事情は最悪😩

とにかく激しい道路状況。バスやタクシーが行き交い、黒い排気ガスを撒き散らしています。道路も地図通りにすすめるわけではなく、横断を余儀なくされたり遠回りしなくては行けなかったり、凸凹道と砂砂利道が進路を妨げてきます。せっかく自転車を持ってきても楽しく乗れるわけではなく、右往左往しているその横を颯爽と通り過ぎるママチャリに負けながら...

ビルマ語とは📖

今回の旅の目的である「ビルマ語」とはいったいどのような書体なのでしょうか。
ミャンマーで広く使われている母国語でビルマ文字を使います。CやOを縦に組み合わせたような、ニョロっとした回路基板のような文字が特徴的。どこか愛着のわくかわいい書体です。そんな文字の描かれた段ボールが見つかるといいのですが。

日本の中古車が活躍 🇯🇵

乗り物の多くは日本や韓国、中国からの中古のバスや電車が走ってます。とりわけミャンマーのタクシーは全て日本でよく目にする営業車の代表「プロボックス」。バスも7割くらいは韓国のバスですが、神奈川中央交通や都バスなども時々見かけます。トラックはほぼそのままの日本の会社名が出たまま走っています。

PRO 1 HOME CENTER

現地らしい品揃え🛠️

ミャンマーのホームセンター"PRO 1 HOME CENTER"に行ってみました。貯水タンクやエアコン、扇風機など暑い国には欠かせないものがズラッと並びます。商品は韓国製、ベトナム製が多く、大型の機械になると三菱や日立などが販売していました。霧吹きとメジャー、ボンドを購入。

左上)203Curry うなぎやチキンなどの具材を使ったヒン
右上)Majesty Residence Momy's Curry チキンのヒン
左下)屋台のモヒンガー
右下)あっさりとしてにんにくの効いたシャン・カウスエ

ミャンマーの食🍲

ミャンマーは米が主食です。一般的な料理はカレーで、「ヒン」と呼ばれます。インドカレーほど汁気は多くなくて、少しスパイシーな煮物に近い感じ。これは滞在したレジデンスの女将さんが作ってくれたヒンがとても美味しかったです。具材はエビ、鶏、牛、豚、うなぎ、と豊富。その他麺類も種類があり、代表的なものがモヒンガーと呼ばれる魚類から出汁をとり、ライスヌードルと組み合わせたものがあります。

アジア諸国の段ボールが行き交う 📦️

段ボールから物流が見えてきます。今回ミャンマーで多かった段ボールはタイ・中国・韓国・ベトナム・インド。アジア中から陸路や海路を使って運ばれてきてるのでしょうか。そして探しているミャンマーの段ボールもちらほら見かける様になります。
まず目に入ったのがGOLDEN DRAGON INDUSTRYという龍の絵が描かれたビルマ段ボールです。調べてみるとサイト等はありませんでしたが、本社が香港で紙・パルプ・紙等の加工業者とのこと。段ボールは拾えませんでしたが、ビルマ語の段ボールがある確かな証拠になりました。

とりあえずビール 🍺️

そのご当地の段ボールを手にするには中の製品がしっかりとその国で作られているかを確かめる必要があります。ミャンマーは幸いにもミャンマー産ビールをたくさん製造しています。"MYANMAR"というラガービールは代表的な銘柄の一つ。そして最初に拾ったビルマ語の段ボールはこの段ボールでした。ごくわずかながらビルマ語が書かれています。

溢れるビルマ段ボール 🏪️

ヤンゴン中心地から離れた複合施設内にあるスーパーにはタイやベトナムの段ボールにまぎれて多くのビルマの段ボールを見つけられました。もはやビルマ語の段ボールは珍しいわけではなく、普通に国内を流通していて、拾うことは不可能では無いとわかりました。

手書き付き段ボール 🌾

ビルマ語が殴り書きされてるのがこの段ボールの魅力です。
この段ボールはヤンゴン中心地付近で拾いました。麦の絵が書かれていますが、内容物は不明。文字を翻訳すると「ミャワディ」と書いてあり、これは町の名前でタイとの国境の町で物流の要のようです。
欲しいとお願いすると、最初は躊躇されましたが、最後は快く貰えました。少年が器用に捌いてくれて、持ち運びもスムーズに。

ミャンマーの段ボール事情 📦️

他のアジア諸国同様、市内には段ボールを集める収集所が見受けられました。躊躇されたのは段ボールが大切な資源になるからです。店先にも使った段ボールが縛られて置いてあり、回収するトラックに積まれていきました。

町の外れで 📦️

自転車の移動だったので細い路地などにも行くことが出来ました。この段ボールはそんな路地に迷い込んだ先で拾った段ボールです。タイトルには「渇き・アルコール」と書いていて、お酒の段ボールのようです。

Hlaing river(Yangon river)

BEST OF MYANMAR 🇲🇲️

今回のミャンマーの段ボール収集で一番の収穫がこの段ボールでした。ミャンマー市内にあるドラックストアで貰った段ボール。どうやら何らかの薬が入っていたようです。サイドには壺も描かれています。
この段ボールがいいと思ったのはズバリ色です。よく見ると緑、赤、黄色で構成されていて、これはミャンマー国旗で使っている三色なのです。そういう意味でとてもミャンマーっぽい一箱なのではないでしょうか。

正直ビルマ段ボールがあるとは思わなかったミャンマーでしたが、結果的には計8枚の段ボールを手に入れました。それはまさしく段ボールが使われている証拠であり、輸入だけでなく、自国生産がしっかりある事を意味します。

さて、ミャンマーはたくさんの再利用で溢れている国でした。日本や韓国から送られてきたままの車や鉄道には会社のロゴやシールが残ってます。でもそれを無理に隠そうともせず、ありのまま使う。そんな光景がすごく新鮮で素敵だなと思いました。人は優しく、料理も美味しい、記事を書いてるとミャンマーがまた恋しくなります。

Text / Photo : Fuyuki Shimazu