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ご当地ヤマト・コレクション


Mar.13th
2017

Writen & Photo By
Fuyuki Shimazu

その土地に行かないと手に入らない物、いわゆる「ご当地物」と聞けばいろいろなものが思い浮かびます。段ボールにもまた、ご当地だと分かるデザインを施した物があります。そこの地名、そこの名産などが入っていればそれはもう立派な「ご当地段ボール」でしょう。ここで紹介するのはおなじみのクロネコヤマトの段ボールですが、ご当地という視点で集めるとその種類の豊富さに驚かされます。

京都

クロネコヤマトにご当地があると知ったきっかけは京都で見た段ボールです。KYOTOという大胆なアルファベット使いに舞妓さんの絵が描かれています。Oを生かしてデザインしている点もおしゃれです。

沖縄

南国沖縄を見てみると、ハイビスカスと地平線を配置した沖縄らしい一箱。こんな箱で届いたら気分も高まりますね。

群馬

群馬の観光地の一つでもある草津温泉にもご当地段ボールがありました。他には無い渋い色で、文書が多めなのもポイントです。

秋田

秋田の段ボールには、あきたびじ(ょ)んという秋田県の打ち出しているスローガンとともに秋田の風物詩が描かれています。

福島

スローガンつながりで、こちらは福島の段ボールです。「福が満開 福のしま」という福島のスローガンが入っています。

東海

複数県にまたがっている珍しいタイプの段ボールは題して「東海」。愛知、三重、静岡、岐阜の代表的なスポットが描かれています。ヤマトカラーに色を絞っていてなかなかかっこいいです。

香川

香川県の段ボールの特徴は、箱が地図になっている点です。困ったときはこれを見れば、道に迷わないかもしれません。

愛媛

愛媛の段ボールは珍しく赤を使っていました。一見ヤマトっぽく見えませんね。愛媛の工芸品や名所が緻密に描かれています。

愛媛・広島

愛媛県と広島県にまたがる道路「しまなみ海道」のデザインを施した段ボールです。山を縫うようにつながっている道がシンプルなデザインで表現されています。

高知

高知の段ボールは高知県のブランディングである「高知家」のロゴをあしらったデザインになっていました。一見落ち着いてますが、左下にいる高知のゆるキャラ「カツオ人間」だけに赤がさしてあり、こだわりを感じざるをえません。

台湾

海外でも広く展開しているヤマト。こちらは台湾で手に入れた台湾ヤマトの段ボールです。故宮博物院が大きく描かれた段ボールで、ベージュと青の2色がきまってます。しかし、実際の故宮博物院は屋根などの一部があのヤマトのグリーンに近いので、ここはあのグリーンで良かったのでは、と思わず突っ込みたくなる一箱です。

フランス

こちらも海外のヤマトシリーズです。フランスのヤマトはエッフェル塔と凱旋門が描かれています。日本では見ないレイアウトでなかなかおしゃれです。テープまでもヤマトの猫が印刷されてあって、気合が入っている感じがしました。

全国

このヤマトの箱は一般的には手に入らない段ボールです。「通い箱」と呼ばれ、輸送を行き来して何度も使われる箱を言います。ガムテープで補強された跡がいい具合です。

【番外編】 両国

東京ではなかなかご当地段ボールを見ないのですが、こちらは唯一とも言える東京両国の国技館で手に入る箱です。番外編の理由はこれが佐川急便の段ボールだから。相撲体と国技館の挿絵はまさに両国ならではの一箱でしょう。

あとがき

ご当地ヤマトコレクションはいかがでしたか?実はここで紹介しているのはごく一部でまだまだ当地ヤマトの段ボールはたくさんあります。はたして何種類あるのかは未知ですが、他県を訪れるとまずはヤマトの営業所に行ってチェックするのも楽しいものです。以下ヤマトの段ボールでわかったことは

・有名な観光地であれば、ご当地ヤマトが見つかる可能性が高い。ただ同じ県であっても観光地に行かないと手に入らないことも。
・1箱は180円〜200円くらい。
・販売場所はヤマトの営業所他、空港や提携のあるホテルやお土産屋さんなど。
・サイズによって描かれてる絵やデザインが違う。

世界的に見てもこれだけ地域に合わせた段ボールを作ってくれるような運送会社は見たことがありません。細やかな企業努力を段ボールから垣間見ることが出来ました。この先どんな段ボールが待っているのか楽しみです。