×

昭和の段ボール


Winter
2014

Writen & Photo By
Fuyuki Shimazu

段ボールは常に時代を反映させてきました。押し入れから出てきた古いもの。それが入っていた段ボールもまた「掘り出し物」だったりします。今回のカルトンコラムではある古民家から出てきたレトロな段ボールを追ってみました。

スーパーソイル

さかたのたねが出している土なのか、液肥なのでしょうか。効き目がありそうなびっくり爆弾マークと特徴のある書体が印象的です。

ほるぷの紙芝居

「ほるぷ」ってなんだろうと思って調べると児童書などを出版している出版社のようです。褪せ具合がいい感じの紙芝居の段ボールです。

アルス

こちらも園芸用のハサミの段ボールです。段ボールにはられている壊れ物などのシールがかわいいです。

パワーソイル

文字のデザインがそそる「パワーソイル」の段ボール。文字通り土です。

ネオソフロン

ようやく色つきの段ボールが登場。「ネオソフロン」を調べると「洋ラン専用コンポスト」とのこと。マニアックすぎてわからないのですが、ラン(花)を育てるための土でした。花のデザインがかわいいです。

サンレックス

太陽工業が出しているポリ袋であることが判明しました。このデザインはまだ使われているようです。この稲妻のようなデザインは一度見たら忘れられない強いグラフィックですね。

ダイヤモンドホッケーゲーム

いよいよここからは本命の登場。米沢玩具が昭和30年代に発売したホッケーゲーム。この米沢玩具はいまは現存してなくて、情報もあまりないのですがどうやらブリキなどのおもちゃを中心に作っていた会社のようです。

日立赤外線ストーブ

いまや懐かしいロゴが印刷された日立の電気ストーブの段ボールです。1962~1965年の間に作られたとのこと。日立のHPにいって型番を調べるとアスベストを含んだストーブとのことがかいてありました。蓋にはガムテープなどではなくボタンがついてました。今あまりこんな段ボールは見ませんね。

あとがき

日本の昭和レトロな段ボールはいかがだったでしょうか。 昔は今のように印刷技術も発展していないので、単色印刷が多く、デザインも複雑では 無いのですが、それがまた味になっています。 使われている古い書体も今となっては可愛いらしく、新鮮に映ります。 段ボールによっては50年たっているものもありますが、 相変わらず強度をもっているのでいかに強い素材であるかも再認識しました。